人生を変える、魂を込めた一着。夢と覚悟を仕立てます! 【代表取締役 小野塚 泰人氏】
株式会社LOSSTIME(ロスタイム)
美容師から“スーツ屋”へ
異色のキャリアの原点
高校では野球部でキャッチャーをやってたんです。もう野球一筋で、将来のことなんて全然考えてなくて。ただ、引退してから「さて、何をしよう」となったときに、木村拓哉さんの『ビューティフルライフ』を観て、「美容師ってカッコいいな」って単純に思ったんです。それで通信制の学校に通いながら美容室で働き始めました。
でもね、自分、多汗症で手のひらにすごく汗をかくんです。髪を乾かしてても、お客さんの髪が乾いてるのか濡れてるのか分からないくらいで……これはプロとして続けられないなって思ったんですよ。
そこから「スーツ着て仕事する人ってカッコいいな」って思い、紳士服のAOKIに入社しました。おしゃれが好きだったので、次のステージとしては自然な流れでした。
AOKIでは15年働いて、全国で顧客数1位にもなったんです。でもある時、自分が売っているものが“無難”なスーツばかりだと気づき、「本当にお客様が着たいものを提案できていない」と、もどかしさを感じるようになって……だったら、自分でやるしかないな!って思ったんです。
でもね、自分、多汗症で手のひらにすごく汗をかくんです。髪を乾かしてても、お客さんの髪が乾いてるのか濡れてるのか分からないくらいで……これはプロとして続けられないなって思ったんですよ。
そこから「スーツ着て仕事する人ってカッコいいな」って思い、紳士服のAOKIに入社しました。おしゃれが好きだったので、次のステージとしては自然な流れでした。
AOKIでは15年働いて、全国で顧客数1位にもなったんです。でもある時、自分が売っているものが“無難”なスーツばかりだと気づき、「本当にお客様が着たいものを提案できていない」と、もどかしさを感じるようになって……だったら、自分でやるしかないな!って思ったんです。
『LOSSTIME』に込めた想い
反対を押し切り、貫いた理由
独立することを決めたとき、特に家族には大反対されました。「なんで安定した会社を辞めるの?」「今から始めてうまくいくわけない」と。でもね、子どもたちに「やりたいことに挑戦しよう」「夢を持とう」って言ってる自分が、その背中を見せれていないことに気づいたんです。
誰かのせいにして、自分の夢をあきらめるのはカッコ悪い。それなら、反対されてもやってやろう。そして、株式会社LOSSTIMEを始めました。
店名の『LOSSTIME(ロスタイム)』は、サッカーの試合の最後の数分間にかけた思いから。あの時間って、もうヘトヘトな状態で走ってるわけですよ。だけど、そのラストの時間にこそ、逆転ゴールが生まれたりする。人生も同じで、30代後半に入ってからでも、まだ逆転できるって信じてるんです。
ここを立ち上げた時、最初に来てくれた友人が初めてのオーダースーツを着てどんどん出世していくし、仙台から来てくれたお客様も素敵な方と出会い、結婚されて「おかげで人生変わったよ」って言ってくれたり、スーツ一着が人生を動かすことって本当にあるんですよね。
「スーツで元気と勇気を与えたい」――そんな思いを込めて、僕は今日もお客様と向き合っています。ただのスーツ屋じゃない。人生の“ロスタイム”にこそ、一着のスーツで覚悟を仕立てる場所なんです。
誰かのせいにして、自分の夢をあきらめるのはカッコ悪い。それなら、反対されてもやってやろう。そして、株式会社LOSSTIMEを始めました。
店名の『LOSSTIME(ロスタイム)』は、サッカーの試合の最後の数分間にかけた思いから。あの時間って、もうヘトヘトな状態で走ってるわけですよ。だけど、そのラストの時間にこそ、逆転ゴールが生まれたりする。人生も同じで、30代後半に入ってからでも、まだ逆転できるって信じてるんです。
ここを立ち上げた時、最初に来てくれた友人が初めてのオーダースーツを着てどんどん出世していくし、仙台から来てくれたお客様も素敵な方と出会い、結婚されて「おかげで人生変わったよ」って言ってくれたり、スーツ一着が人生を動かすことって本当にあるんですよね。
「スーツで元気と勇気を与えたい」――そんな思いを込めて、僕は今日もお客様と向き合っています。ただのスーツ屋じゃない。人生の“ロスタイム”にこそ、一着のスーツで覚悟を仕立てる場所なんです。
この空間のスタイルと接客哲学
人生を動かす対話と提案の力
スーツは、覚悟の象徴。
約3,000種類もの生地の中から、たった一つを選ぶこと。それは、自分の人生の“選択”そのものです。
LOSSTIMEでは、ヒアリングを何より大切にしています。
お客様が「紺がいい」と言ったとき、それは表面的な理由にすぎないかもしれません。
その奥には、「彼女に褒められたい」「上司に認められたい」といった、本当の想いが隠れていることが多いんです。
だからこそ、丁寧な対話を重ねながら、その人の価値観や人生の背景を自然に引き出していく。
会話の中で思いが言語化されると、進むべき方向や目指す姿が見えてくるんですよね。
「服を売っているようで、未来を売っているんです」
人生の分岐点に寄り添い、覚悟を支える一着を仕立てる。
それが、僕のスタイルであり、このブランドの接客哲学です。
そして、そんな想いに共鳴してくれた若者が、今年10月にここ、LOSSTIMEの仲間になります。SNSを通じ成人式用に初めてオーダースーツを仕立てたことをきっかけに、「ここで働かせてください」と連絡をくれた青年です。工場勤務を辞め、この秋、晴れてチームの一員になります。彼のような若者が、次の時代を担う“かっこよさ”を育てていくんだと思います。
約3,000種類もの生地の中から、たった一つを選ぶこと。それは、自分の人生の“選択”そのものです。
LOSSTIMEでは、ヒアリングを何より大切にしています。
お客様が「紺がいい」と言ったとき、それは表面的な理由にすぎないかもしれません。
その奥には、「彼女に褒められたい」「上司に認められたい」といった、本当の想いが隠れていることが多いんです。
だからこそ、丁寧な対話を重ねながら、その人の価値観や人生の背景を自然に引き出していく。
会話の中で思いが言語化されると、進むべき方向や目指す姿が見えてくるんですよね。
「服を売っているようで、未来を売っているんです」
人生の分岐点に寄り添い、覚悟を支える一着を仕立てる。
それが、僕のスタイルであり、このブランドの接客哲学です。
そして、そんな想いに共鳴してくれた若者が、今年10月にここ、LOSSTIMEの仲間になります。SNSを通じ成人式用に初めてオーダースーツを仕立てたことをきっかけに、「ここで働かせてください」と連絡をくれた青年です。工場勤務を辞め、この秋、晴れてチームの一員になります。彼のような若者が、次の時代を担う“かっこよさ”を育てていくんだと思います。
“カッコいい”をここから
新潟発のスタイル革命
正直、新潟でやる明確な理由はなかったんです。でも、昔の新潟って本当におしゃれな街で、ラフォーレやビルボ、PLAKAがあって……それらが少しずつ姿を消していって、街のきらびやかさや活気が静かに失われていくような感覚があったんですよね。
「だったら、自分がやるしかない」と思ったんです。新潟の男性って、自信がない人が多い印象があるんです。おしゃれですねって言われても「いやいや、僕なんて」って下を向いちゃう。でも、スーツを着たら堂々とできる。女性にも褒められる。それがまた自信になっていくんですよ。
だからこそ、新潟から“カッコいい”を発信して、どんどん盛り上げていきたい。地元が元気になれば、自分ももっと頑張れる気がします。
「だったら、自分がやるしかない」と思ったんです。新潟の男性って、自信がない人が多い印象があるんです。おしゃれですねって言われても「いやいや、僕なんて」って下を向いちゃう。でも、スーツを着たら堂々とできる。女性にも褒められる。それがまた自信になっていくんですよ。
だからこそ、新潟から“カッコいい”を発信して、どんどん盛り上げていきたい。地元が元気になれば、自分ももっと頑張れる気がします。
未来へのスーツ戦略
夢はパリコレ、その先へ
今、一番の目標は「パリコレに出ること」です。新潟の大人が夢を持って挑戦している姿を見せたいんです。誰かの背中を押すきっかけにしたいんです。大人が本気で夢を語る姿を見せることで、「自分もやってみよう」と思える人が増えてくれたら嬉しいですね。
そのために、まず10月に視察に行って、その地を肌で感じてきます。実現したら、新潟の生地を使ったスーツで、パリコレのランウェイを歩いてもらいたい、そう思っています。
それと、県内での店舗展開も目指しています。長岡や上越といった地域にも拠点を増やし、もっと多くの人に“かっこいい”を届けていきたい。
実は今、全国には14店舗ほどの加盟店があって、それぞれの地で「LOSSTIMEの精神」に共感してくれた仲間たちが、スーツの魅力を伝えてくれています。美容師をしながらスーツの販売を始めた人など、きっかけもやり方もさまざまですが、共通しているのは「人をカッコよくしたい」「人生を変える一着を届けたい」という想いです。
僕が本部として支えながら、仕入れや発注の管理も行い、想いのある人がスタートできる仕組みを整えてきました。けれど、LOSSTIMEの中心はあくまで新潟。新潟発の“かっこいい文化”が全国に波及して、県外の人たちが「本場を体感したい」と新潟に足を運んでくれる、そんな流れをつくっていきたいんです。そして「夢を持って、本気で挑戦したい」という若者たちと、一緒に働いていきたいです。
どこにいても挑戦はできる。でも、新潟にいるからこそ届けられる“熱”がある。その信念をこれからも貫いて、夢と覚悟を仕立てていきたいと思っています。
そのために、まず10月に視察に行って、その地を肌で感じてきます。実現したら、新潟の生地を使ったスーツで、パリコレのランウェイを歩いてもらいたい、そう思っています。
それと、県内での店舗展開も目指しています。長岡や上越といった地域にも拠点を増やし、もっと多くの人に“かっこいい”を届けていきたい。
実は今、全国には14店舗ほどの加盟店があって、それぞれの地で「LOSSTIMEの精神」に共感してくれた仲間たちが、スーツの魅力を伝えてくれています。美容師をしながらスーツの販売を始めた人など、きっかけもやり方もさまざまですが、共通しているのは「人をカッコよくしたい」「人生を変える一着を届けたい」という想いです。
僕が本部として支えながら、仕入れや発注の管理も行い、想いのある人がスタートできる仕組みを整えてきました。けれど、LOSSTIMEの中心はあくまで新潟。新潟発の“かっこいい文化”が全国に波及して、県外の人たちが「本場を体感したい」と新潟に足を運んでくれる、そんな流れをつくっていきたいんです。そして「夢を持って、本気で挑戦したい」という若者たちと、一緒に働いていきたいです。
どこにいても挑戦はできる。でも、新潟にいるからこそ届けられる“熱”がある。その信念をこれからも貫いて、夢と覚悟を仕立てていきたいと思っています。
会社情報
会社名略称. | 株式会社LOSSTIME(ロスタイム) |
---|---|
勤務先名 | オーダースーツLOSSTIME |
本社住所 | 新潟県新潟市東区大形本町3丁目5-31 1階 |
代表者名 | 代表取締役 小野塚 泰人様 |
1年後〜3年後の目標 | まずは2026年のパリコレ出場を実現すること。それに向けて、今年の10月には現地への視察も予定しています。新潟の素材を活かした一着で、世界の舞台に挑戦したい。 そして、3年後にはLOSSTIMEの2店舗目を長岡市や上越市にも拠点を広げていき、県内の“かっこいい”をもっと身近に届けていきたいと考えています。 さらに、仲間の育成にも注力したい。夢を持って働ける環境を整えていくのが目標です。 |
こんな人に会いたい | 高みを目指している人と出会いたい。現状に満足せず、もっと上へ、もっと自分らしく生きたいと願う人。挑戦することに怖さはあっても、一歩を踏み出そうとしている人。そんな人とだったら、どこまでも一緒に走れる気がするんです。 |
事業内容 | オーダースーツ事業・ファッション・サービス業 |
メッセージ | HPやInstagramもぜひご覧ください♪ 【HP】 https://losstime777.com/ 【Instagram】 @loss_time_lt (セメール小野塚) |
取材者情報
今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。
取材者名 | ㈱採用戦略研究所 小林 |
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住所 | 新潟県長岡市山田3丁目2-7 |
電話番号 | 070-1476-9740 |
事務所HP | https://rs-lab.jp/ |