私を突き動かすもの、それは好奇心_中小企業を支える信念。【代表 髙野裕氏】
株式会社パートナーズプロジェクト
中小企業の羅針盤となるために
パートナーズプロジェクト設立の原点
パートナーズプロジェクトの原点は、地域の中小企業を支えることにあります。
経営者として新たな一歩を踏み出したばかりの社長たちは、事業を成長させたい一心で懸命に努力しています。
しかし、いざ会社を設立してみると、税金・社会保険・採用・資金計画……
多岐にわたる課題に直面し、どこから手をつけるべきか迷う方が少なくありません。
そうした社長がまず頼って訪れるのが、私たちのもとです。
「税金のことだけを相談したい」という入口から始まり、
経営を進める中で避けられない悩み――
人材採用、店舗の展開、事業戦略といった、将来を左右する相談が次々と寄せられます。
そのとき、私は強く思いました。
「私を信じて相談に来てくださったからには、必ず力にならなければならない」
経営の舵取りに迷う社長の背中を押し、共に道を切り拓く存在でありたい。
その決意のもと、税務や保険といった枠にとどまらず、
経営全般にわたり“いつでも、なんでも相談できる拠点”として
パートナーズプロジェクトを設立しました。
経営者として新たな一歩を踏み出したばかりの社長たちは、事業を成長させたい一心で懸命に努力しています。
しかし、いざ会社を設立してみると、税金・社会保険・採用・資金計画……
多岐にわたる課題に直面し、どこから手をつけるべきか迷う方が少なくありません。
そうした社長がまず頼って訪れるのが、私たちのもとです。
「税金のことだけを相談したい」という入口から始まり、
経営を進める中で避けられない悩み――
人材採用、店舗の展開、事業戦略といった、将来を左右する相談が次々と寄せられます。
そのとき、私は強く思いました。
「私を信じて相談に来てくださったからには、必ず力にならなければならない」
経営の舵取りに迷う社長の背中を押し、共に道を切り拓く存在でありたい。
その決意のもと、税務や保険といった枠にとどまらず、
経営全般にわたり“いつでも、なんでも相談できる拠点”として
パートナーズプロジェクトを設立しました。
多様な専門家が集まる“よろず屋”の誕生
パートナーズプロジェクトには、税理士や弁護士をはじめ、中小企業診断士、各種専門資格を持つ多様な人材が所属しています。
その発想の原点は、私が中小企業診断士として県内各地のコンサルティングや調査を行っていた時期にあります。
当時、ある街で大型商業施設が誕生し、地元の商店街が疲弊し、
「どうすればお客様にまた足を運んでもらえるのか」と相談を受けました。
私は、複数の店舗を一つにつないで、お客様がワンストップで買い物を楽しめるようにすればいいと提案しました。
そのとき、ふと自分たちの仕事に目を向けたのです。
税理士や弁護士などの専門家は、多くが個人事業主として独立しており、
お客様が複数の専門分野を必要とするとき、
「それは別のところに相談してください」と分かれてしまう現状がありました。
しかし、それを一つの場所で解決できれば、もっとお客様の力になれる。
そう気づいたのです。
さらに、私は税理士家系の二代目として、
「もし自分が年を重ね、引退することになったとき、お客様はどうなるのか」
という課題にも直面していました。
個人で事業をしていれば、いずれは顧客を別の税理士に引き継ぐしかない。
それでは、これまで築いてきた信頼や安心感が途切れてしまいます。
法人化すれば、世代が代わっても、誰かが後を継ぎ、
お客様に継続して安定したサービスを提供できる。
それが、法人として運営する最大の理由でした。
そして私は考えました。
──税理士だけでは不十分だ。
弁護士、各分野の専門家を集め、同じ空間で“よろず屋”としてお客様を支えよう。
オフィスをワンフロアにしたのも、ただ同じビルにいるだけでは意味がないからです。
壁を越え、同じ空間で連携することで、
お客様がどの専門家にも迷わず相談できる“本物のワンストップ体制”が生まれる。
それが、パートナーズプロジェクトが今の形になった理由です。
その発想の原点は、私が中小企業診断士として県内各地のコンサルティングや調査を行っていた時期にあります。
当時、ある街で大型商業施設が誕生し、地元の商店街が疲弊し、
「どうすればお客様にまた足を運んでもらえるのか」と相談を受けました。
私は、複数の店舗を一つにつないで、お客様がワンストップで買い物を楽しめるようにすればいいと提案しました。
そのとき、ふと自分たちの仕事に目を向けたのです。
税理士や弁護士などの専門家は、多くが個人事業主として独立しており、
お客様が複数の専門分野を必要とするとき、
「それは別のところに相談してください」と分かれてしまう現状がありました。
しかし、それを一つの場所で解決できれば、もっとお客様の力になれる。
そう気づいたのです。
さらに、私は税理士家系の二代目として、
「もし自分が年を重ね、引退することになったとき、お客様はどうなるのか」
という課題にも直面していました。
個人で事業をしていれば、いずれは顧客を別の税理士に引き継ぐしかない。
それでは、これまで築いてきた信頼や安心感が途切れてしまいます。
法人化すれば、世代が代わっても、誰かが後を継ぎ、
お客様に継続して安定したサービスを提供できる。
それが、法人として運営する最大の理由でした。
そして私は考えました。
──税理士だけでは不十分だ。
弁護士、各分野の専門家を集め、同じ空間で“よろず屋”としてお客様を支えよう。
オフィスをワンフロアにしたのも、ただ同じビルにいるだけでは意味がないからです。
壁を越え、同じ空間で連携することで、
お客様がどの専門家にも迷わず相談できる“本物のワンストップ体制”が生まれる。
それが、パートナーズプロジェクトが今の形になった理由です。
経営者としての哲学__
「本・人・旅」
私の仕事の中心は、お客様からの相談に応えることです。
毎月、スタッフが作成した決算書をもとに社長と向き合い、
経営の課題や未来についてじっくり話し合います。
また、講演の場では、私自身の経験をもとに経営者に向けたメッセージをお伝えしています。
その中で、私は必ずこうお話しします。
──社長業に必要な学びは、3つの「行動」に集約される。
1つ目は「本」
どんなジャンルであっても、読書は経営に生きるヒントを与えてくれます。
一冊の本が、会社の未来を変える一文をもたらすこともあるのです。
2つ目は「人」
多くの人に出会い、特に異業種の人と関わること。
異なる視点に触れることで、会社の可能性は大きく広がります。
3つ目は「旅」
異文化や新しい環境に身を置き、そこで得た刺激を会社に取り入れる。
旅は、視野を広げ、柔軟な発想を養う最良の手段です。
これらを実践するために欠かせないものが、**「好奇心」**です。
これは、私自身の生き方そのものでもあります。
興味を持ったことには必ず挑戦し、
新しい知識や経験を積極的に取り入れてきました。
その姿勢が、経営の現場でも強い力を発揮すると感じています。
社長は、会社の中心に立つ存在ではありません。
むしろ、**「一番中心から遠い場所で、全体を見渡す人」**であるべきです。
より多くの情報や経験を求めて動き続けることで、
会社の未来を切り拓くことができるのです。
毎月、スタッフが作成した決算書をもとに社長と向き合い、
経営の課題や未来についてじっくり話し合います。
また、講演の場では、私自身の経験をもとに経営者に向けたメッセージをお伝えしています。
その中で、私は必ずこうお話しします。
──社長業に必要な学びは、3つの「行動」に集約される。
1つ目は「本」
どんなジャンルであっても、読書は経営に生きるヒントを与えてくれます。
一冊の本が、会社の未来を変える一文をもたらすこともあるのです。
2つ目は「人」
多くの人に出会い、特に異業種の人と関わること。
異なる視点に触れることで、会社の可能性は大きく広がります。
3つ目は「旅」
異文化や新しい環境に身を置き、そこで得た刺激を会社に取り入れる。
旅は、視野を広げ、柔軟な発想を養う最良の手段です。
これらを実践するために欠かせないものが、**「好奇心」**です。
これは、私自身の生き方そのものでもあります。
興味を持ったことには必ず挑戦し、
新しい知識や経験を積極的に取り入れてきました。
その姿勢が、経営の現場でも強い力を発揮すると感じています。
社長は、会社の中心に立つ存在ではありません。
むしろ、**「一番中心から遠い場所で、全体を見渡す人」**であるべきです。
より多くの情報や経験を求めて動き続けることで、
会社の未来を切り拓くことができるのです。
負けない心──
苦労が挑戦を育てる
これまでの道のりを振り返ると、確かに大変なことは数多くありました。
しかし、不思議なもので、時間が経つとその苦労は“辛い記憶”ではなく、
むしろ自分を成長させてくれた“楽しい思い出”に変わっていきます。
「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、
私自身、これまでいつも楽な道ではなく、あえて大変な道を選んできました。
その時は苦しいと感じても、心の奥には「負けない」という強い気持ちがあったからです。
失敗は“自分に負けた証”、成功は“自分に勝った証”──
そう思って、何事にも挑んできました。
特に、私にとって大きな支えとなったのは、妻の存在です。
43歳のとき、大学院に進学したいという想いが芽生えました。
会社や家庭のことを考えれば簡単な決断ではありません。
それでも妻は「会社のことはカバーするから、行きなさい」と背中を押してくれました。
また、中小企業大学校の講師を週1回務めることになったときも、
「忙しいから無理だ」と考えていた私に、
妻はこう言ってくれたのです。
「逆に考えてみて。週1日、三条校で過ごせるのは、
頭を整理して新しい視点を得られるチャンスじゃない?」
この言葉に後押しされ、講師としての新たな挑戦を受け入れました。
講師を務める中で、他の先生方の授業を見学する機会がありました。
ある先生が、自分の著書をもとに一週間かけて講義をしている姿を見て、
「本を書けば、講義の土台ができるんだ」と気づいたのです。
そこから私は執筆に取り組み、最終的には紀伊國屋書店に並べてもらえる一冊を完成させました。
その本は今では販売していませんが、
後輩の診断士たちが「先生の本で勉強しました」と言ってくれることが、今でも大きな喜びです。
こうして振り返ると、大学院進学、講師、書籍執筆……
どれも大変な挑戦でしたが、
その裏には常に支えてくれる家族と、
「負けない心」で挑み続ける自分がいました。
その経験の一つひとつが、今の私を形づくっているのです。
しかし、不思議なもので、時間が経つとその苦労は“辛い記憶”ではなく、
むしろ自分を成長させてくれた“楽しい思い出”に変わっていきます。
「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、
私自身、これまでいつも楽な道ではなく、あえて大変な道を選んできました。
その時は苦しいと感じても、心の奥には「負けない」という強い気持ちがあったからです。
失敗は“自分に負けた証”、成功は“自分に勝った証”──
そう思って、何事にも挑んできました。
特に、私にとって大きな支えとなったのは、妻の存在です。
43歳のとき、大学院に進学したいという想いが芽生えました。
会社や家庭のことを考えれば簡単な決断ではありません。
それでも妻は「会社のことはカバーするから、行きなさい」と背中を押してくれました。
また、中小企業大学校の講師を週1回務めることになったときも、
「忙しいから無理だ」と考えていた私に、
妻はこう言ってくれたのです。
「逆に考えてみて。週1日、三条校で過ごせるのは、
頭を整理して新しい視点を得られるチャンスじゃない?」
この言葉に後押しされ、講師としての新たな挑戦を受け入れました。
講師を務める中で、他の先生方の授業を見学する機会がありました。
ある先生が、自分の著書をもとに一週間かけて講義をしている姿を見て、
「本を書けば、講義の土台ができるんだ」と気づいたのです。
そこから私は執筆に取り組み、最終的には紀伊國屋書店に並べてもらえる一冊を完成させました。
その本は今では販売していませんが、
後輩の診断士たちが「先生の本で勉強しました」と言ってくれることが、今でも大きな喜びです。
こうして振り返ると、大学院進学、講師、書籍執筆……
どれも大変な挑戦でしたが、
その裏には常に支えてくれる家族と、
「負けない心」で挑み続ける自分がいました。
その経験の一つひとつが、今の私を形づくっているのです。
未来を拓く原動力
好奇心が導く挑戦
ここまで経営を続けてこられた一番の原動力は、
間違いなく**「好奇心」**です。
私は常に、人に対しても、ものに対しても、
「なぜだろう」「もっと知りたい」という気持ちで動いてきました。
興味を持ったことには迷わず飛び込み、
新しい経験や出会いを積み重ねる。
その好奇心が、次の挑戦を生み、
結果的に会社の成長につながってきたのだと思います。
たとえば、大学院への進学も、講師への挑戦も、
最初は「今の状況でできるだろうか」と不安がありました。
しかし、未知の世界を知りたい、もっと深く学びたい、
そんな純粋な探究心が一歩を踏み出させてくれました。
また、さまざまな分野の専門家を集め、
“ワンストップのよろず屋”をつくろうと決めたのも、
「お客様の悩みをもっと幅広く解決したい」という好奇心からでした。
税理士、弁護士、中小企業診断士……
異なる視点を取り入れることで、
お客様に提供できる価値が大きく変わることを確信していたのです。
これからも私は、好奇心を武器に動き続けます。
新しい知識を吸収し、さまざまな人と出会い、
未知の課題に挑みながら、
中小企業の社長たちと共に、未来を切り拓いていきたい。
経営とは、挑戦の連続です。
そして挑戦の背中を押してくれるのは、
いつの時代も変わらず、好奇心なのだと信じています。
間違いなく**「好奇心」**です。
私は常に、人に対しても、ものに対しても、
「なぜだろう」「もっと知りたい」という気持ちで動いてきました。
興味を持ったことには迷わず飛び込み、
新しい経験や出会いを積み重ねる。
その好奇心が、次の挑戦を生み、
結果的に会社の成長につながってきたのだと思います。
たとえば、大学院への進学も、講師への挑戦も、
最初は「今の状況でできるだろうか」と不安がありました。
しかし、未知の世界を知りたい、もっと深く学びたい、
そんな純粋な探究心が一歩を踏み出させてくれました。
また、さまざまな分野の専門家を集め、
“ワンストップのよろず屋”をつくろうと決めたのも、
「お客様の悩みをもっと幅広く解決したい」という好奇心からでした。
税理士、弁護士、中小企業診断士……
異なる視点を取り入れることで、
お客様に提供できる価値が大きく変わることを確信していたのです。
これからも私は、好奇心を武器に動き続けます。
新しい知識を吸収し、さまざまな人と出会い、
未知の課題に挑みながら、
中小企業の社長たちと共に、未来を切り拓いていきたい。
経営とは、挑戦の連続です。
そして挑戦の背中を押してくれるのは、
いつの時代も変わらず、好奇心なのだと信じています。
会社情報
会社名略称. | 株式会社パートナーズプロジェクト |
---|---|
勤務先名 | 株式会社パートナーズプロジェクト |
本社住所 | 新潟県長岡市幸町1‐3‐10 |
代表者名 | 代表取締役社長 髙野 裕様 |
1年後〜3年後の目標 | これからの時代、あらゆるものが“二極化”していくのは明らかです。 上を目指す企業もあれば、そうではない厳しい立場に置かれる企業も出てくる。 私たちのお客様である中小企業は、まさにその厳しい環境に立ち向かっている存在だと思います。 その中で、私たちがどう力になれるのか。 どうすれば、背中を支え、歩みをともにできるのか。 その答えを探し続けながら、商工会議所などの活動も通じて、 地域や中小企業の活性化に貢献していきたいと考えています。 また、私自身も年齢を重ねる中で、 後輩たちにチャンスを与え、育てていく役割を強く意識するようになりました。 次の世代が責任を持って現場を支え、 それぞれの持ち場で輝けるような環境を整えていくことも、 今後の大きなテーマのひとつです。 |
こんな人に会いたい | これから一緒に働く仲間に求めるのは、**「好奇心」**です。 何事にも前向きで、「やってみたい」という意欲を持って行動できる人。 そんな人となら、未知の課題にも果敢に挑み、 ともに成長しながら、中小企業を力強く支えることができると信じています。 |
事業内容 | 法律・税金・社会保険その他経営に関する問い合わせの受付 企業・創業及び後継者育成支援研修。各種企業経営に関するコンサルティング。 販売促進用グッズの企画、制作、販売 広告の企画、制作、広告宣伝用什器整備品の企画、制作、販売 出版物、ソフトウェアの企画、制作、販売 ネット、HPの企画、制作 損害保険(損保ジャパン)代理店業務及び生命保険(大同生命)の募集代理店業務 |
メッセージ | 私自身、本を読むことを非常に大事にしています。 どんなジャンルの本であっても、必ず学びや気づきがある。 それを自分の経営や考え方に生かしてきました。 コロナ禍で講演などができず、人前で話す機会を失ったとき、 私はYouTubeで毎週1本、本の書評動画を配信することを始めました。 読んだ本から得た学びを、自分の言葉で伝える。 この取り組みは今も続いており、 最近ではスタッフがそのバトンを受け取り、 本の紹介を担当してくれるようになりました。 |
その他 | 上記QRコードにてご覧ください。 https://www.3d-m.jp/(パートナーズプロジェクトホームページ) |
取材者情報
今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。
取材者名 | ㈱採用戦略研究所 土田 |
---|---|
住所 | 新潟県長岡市山田3丁目2-7 |
電話番号 | 070‐6433‐5645 |
事務所HP | https://rs-lab.jp |