新潟社長図鑑®|新潟の経営者・企業紹介メディア|株式会社採用戦略研究所

本当に必要な人に、本当に必要な情報を。変わり続けるコミュニケーションゲートのこれから!【代表 櫻井正朋氏】

株式会社コミュニケーションゲート

「一生戻らない」と思っていた新潟へ

家業を継ぐまでの軌跡

株式会社コミュニケーションゲートのルーツは、もともとは材木商だったと聞いています。そこから雑貨屋、おもちゃ屋へと姿を変えながら、時代に合わせて事業を続けてきた会社です。

私自身はというと、幼い頃から「いつか事業をやりたい」という気持ちはありましたが、それは“家業を継ぐ”というイメージではありませんでした。父も「子どもには誰も継がせない」と言っていましたし、私も家業そのものに強い関心があったわけではなく、「自分で何かビジネスを立ち上げたい」という想いの方が大きかったと思います。

大学卒業後は東京へ出て、株式会社パーソルキャリア(旧株式会社インテリジェンス)のベンチャー期に入社しました。営業、新規事業の立ち上げ、採用など、さまざまな業務を経験させてもらい、毎日が挑戦で、学ぶことも多く、自分自身が成長している実感がありました。

その一方で、実家の会社は債務超過となり、赤字が続いているという話が入ってくるようになりました。金融機関からは「後継者をどうするのか」という打診が両親に繰り返されていたようです。私は何年も断り続け、「戻るつもりはない」という気持ちを変えずにいました。東京での仕事も生活も充実しており、別の未来を描いていたからです。

ただ、母から状況を聞くうちに、「このまま誰も継がなければ、本当に会社がなくなってしまうかもしれない」と感じるようになりました。

私が今日まで過ごしてこられたのは、家業を支えてくれていた社員の皆さんのおかげでもあります。その方々の生活が突然失われてしまう未来は、どうしても受け入れられませんでした。“その扉は、自分が閉めるべきではない”と、次第に思うようになりました。

そして2013年。
「もう戻らない」と思っていた新潟に、家業を継ぐ覚悟を持って帰ることを決めました。
単なる継承ではなく、会社の未来をどうつくり直すかを考えるところからのスタートでした。

“売る”から“寄り添う”へ

小売から「サービス業」への転換

2013年に家業へ戻った当時、主力事業はゲームショップと携帯電話販売でした。その前の時代には、祖父が新潟市内におもちゃ屋を20店舗以上展開しており、ぬいぐるみやボードゲームが並ぶ、いわゆる“町のおもちゃ屋さん”でした。

転機になったのは、90年代初頭のトイザらスの日本上陸です。大型専門店が参入する中で、従来の「おもちゃ全般」を扱う商売では勝てない。そこで方向転換し、ゲームに特化した専門店ブランド「COMG!」が立ち上がりました。

ただ、私が戻った頃には、小売を中心としたビジネスモデルが時代の変化に耐えられなくなっており、会社は赤字・債務超過という厳しい状況にありました。
「モノを仕入れて売る」という従来の発想では、これから先は生き残れないと感じていました。

そこでまず取り組んだのが、事業の前提そのものを“小売業”から“サービス業”へと切り替えることです。
商品を販売するだけではなく、お客様が迷いやすい部分をこちらで整理し、分かりやすく届ける。購入後のフォローや設定、使い方の支援まで含めて、“人が介在する価値”を提供することを事業の中心に据えました。

現在掲げているミッション
「本当に必要な人に、本当に必要な情報を」という言葉も、この方向転換から生まれた考え方です。

小売からサービス業へのシフトは、会社にとって大きな決断でしたが、この方針を軸に事業の形を少しずつ立て直し、再び会社が前に進むための土台を整えることができたと感じています。

お客様本位で提案する仕組み

「本当に必要な情報」をわかりやすく届ける3つの事業

コミュニケーションゲートでは、「モバイル」「エンタメ」「ファイナンス」の3つの領域で事業を展開しています。扱う商品やサービスは異なりますが、根底にある考え方は一つです。

それは――
“お客様にとって本当に必要な情報を、私たちがスペシャリティを持って整理し、分かりやすく届けること”

■モバイル事業:複雑な選択肢を、分かりやすく整理する

スマホの料金プランやキャリアは種類が多く、しかも毎年のように内容が変わります。
「どれを選べばいいのか分からない」という方がほとんどで、なんとなく契約してしまっている現状があります。

私たちはどこのキャリアにも属していないため、
お客様の利用状況を一度こちらで整理し、第三者として最適な選択肢を提案できることが大きな特徴です。

さらに、機種変更後のデータ移行や設定といった面倒な作業も含め、購入後の不安や手間までまとめて引き受けています。「困ったら相談できる場所」として継続的に選んでいただける理由は、こうした伴走型のサポートにあると感じています。

■エンタメ事業:変化する市場を踏まえた役割づくり

元々はおもちゃ屋から始まった会社ですが、現在のゲーム市場はオンライン化が進み、小売店の役割はかつてとは大きく変わってきました。

パッケージ販売の需要は減り、ダウンロード購入が中心になりつつある中で、事業全体に占める割合は1割にも満たない状況です。

こうした市場変化を踏まえながら、小売としての“量”ではなく、今後は“どう価値を提供していくか”という視点で整理し直している段階です。

■ファイナンス事業:判断材料を整えて渡す役目
金融商品は、選択肢が多いだけでなく、各社が抱える事情もあり、情報が偏りやすい分野です。

そこで私たちは、 “どれを買うべきか”ではなく、“どう考えればいいか”を伝えること を大切にしています。

お客様の状況を整理し、必要な情報をわかりやすく並べることで、最終的にご自身で納得して判断できるようサポートしています。

こうした3つの事業に共通しているのは、
「お客様本位で情報を整理し、最適な選択肢をわかりやすく伝えること」だと思っています。

特定の商品を売るためではなく、あくまでお客様の生活にとってプラスになるよう提案すること。そして、購入後のフォローや代行業務までしっかり担うことで、“困ったら相談できる存在”として継続的な関係が生まれていきます。

その声が口コミとなって広がっていることが、コミュニケーションゲートの大きな強みだと感じています。

「何のために働くのか」

社員が成長し合い、会社の力へとつながっていく

家業に戻ってから感じてきたのは、会社が成長していくうえで「人」が最も大きな要素だということでした。どれだけ事業内容が変わっても、最終的にお客様に価値を届けるのは社員です。だからこそ、人が前向きに働ける環境づくりを大切にしています。

研修やプロジェクトは基本的に手を挙げた人が参加する仕組みです。リーダー研修や店舗改善プロジェクトも指名制ではなく、自分から志願するスタイル。自分で選んだ挑戦の方が成長につながると考えているからです。

もちろん、新卒・中途ともに研修カリキュラムは整えていますが、それ以上に大切にしているのは、一人ひとりが「自分は何のために働くのか」「どう生きたいのか」という“軸”を持てるようにすることです。

日々の業務の中でも、お互いに足りない部分を補い合いながら成長していく。そして、「やりたい」と手を挙げた人には、できる限り次の機会を渡していく。そんな環境づくりを意識しています。

実際に働くメンバーを見ていると、「お客様の役に立ちたい」「もっと成長したい」と前向きに取り組む姿勢が印象的です。個人の目標はありつつ、「店舗としてどうありたいか」「会社としてどこを目指すか」と、組織目線で意見を交わせる文化も育ってきました。達成した際にはみんなで喜び合い、その積み重ねが会社全体の力にもつながっています。

ここ数年で会社の業績も上向き、この二年間で基本給は約25%、五年間で1.75倍ほどにすることができました。
お客様に喜ばれ、会社が良くなり、その成果が社員に還元される。
「私たちに関わるすべての人を幸せにする」というミッションを、少しずつ形にできていると感じています。

幹部の顔ぶれは大きく変わらない中で、向かうべき方向が変わるだけで会社の雰囲気も成果も大きく変わりました。だからこそ、社長である私が「どんな未来を見ているのか」をしっかり言葉にして伝え、社員と共にその方向を共有することを何より大切にしています。

これからのコミュニケーションゲートが目指す未来

地域に必要とされ、社員が誇れる会社へ

家業を継いで10年以上が経ち、事業も組織も大きく変化してきました。モバイルやエンタメに加えて、ファイナンス領域のサービスも整い、扱う商品は多様になっています。しかしそれ以上に大切にしているのは、どの事業であっても「お客様の判断を助け、安心を届ける会社であり続けたい」という姿勢です。

今後は、単に商品を売る会社ではなく、生活のあらゆる場面で“頼れる存在”になっていきたいと考えています。私たちが専門性を持って情報を整理し、「自分で納得して選べる」環境をつくることに価値があります。

また、これからの会社づくりで特に意識したいのは、社員が成長し続けられる組織をつくることです。挑戦したい人が手を挙げやすく、別の職種にも挑戦でき、役割が広がっていく。そうした環境があることで、お客様に提供できる価値も自然と広がっていくはずです。

さらに、未来を考えるうえで欠かせないのが地域との関係です。
新潟では人口減少が進み、若い世代が県外へ流出していく現状があります。
地域の活力を保つためには、「この地域で働きたい」と思える企業が増えることが重要です。

私自身、東京に出ていた頃は“地元で働く未来”を思い描けていませんでした。
だからこそ、コミュニケーションゲートが「ここで働きたい」と思ってもらえる企業になれれば、それは地域にとっても一つの価値になると考えています。

事業の形はこれからも変わっていくと思います。
モバイル、エンタメ、ファイナンスと領域が広がってきたように、
時代に合わせて必要とされるサービスや役割も変化していくでしょう。

ただ、その変化に柔軟に対応しながら、
“お客様・社員・地域”の三方が良くなる循環をつくること。
この軸だけは変えずに、これからの会社づくりを進めていきたい。

未来に向けて、コミュニケーションゲートは、
地域に必要とされ、社員が誇りを持って働ける企業であり続けたいと思っています。

会社情報

会社名略称. 株式会社コミュニケーションゲート
勤務先名 ・糸魚川店・上越店・小出店・小千谷店・長岡店・見附店・新潟中央店・東新潟店・新津店・豊栄店・五泉店・阿賀野店・新発田店・村上店
理念・使命 MISSION
本当に必要な人に、本当に必要な情報を提供し、豊かで活気ある社会を創ると共に、わたしたちに関わる全ての人を幸せにする。

VISION
ライフソリューションカンパニー
人生や毎日の生活が豊かで楽しくなるための最高のパートナーとして、ベストなソリューションを提供する。

VALUE
私たちは、世界一の感動創造企業を目指します。
本社住所 新潟県新潟市西区坂井砂山3-13-10
代表者名 代表 櫻井 正朋様
1年後〜3年後の目標 今後1〜3年で力を入れたいのは、まず“モバイル領域の強化”です。
まだ十分にサービスを届けきれていない地域が多く、出店や体制づくりを進めることで、より多くのお客様に価値を提供していきたいと考えています。

一方で、ゲーム事業は市場の変化もあり、今後さらに縮小していくと見ています。
スマホでゲームをする人が増え、ダウンロード販売が主流になっている中で、小売店舗としての役割は徐々に終わりつつあると感じています。すでに事業全体でも占める割合は1割に満たない状況です。

だからこそ、この1〜3年は「既存事業の強化」と「次の柱となる新規事業づくり」の両輪で動いていく時期だと思っています。

特にモバイル事業は今後も軸として据えながら、次の3〜5年を見据えて、新しい事業の芽を育てていくことを大切にしていきたいと考えています。
こんな人に会いたい これから事業を広げていくうえで、一緒に働きたいのは「未知のものにも前向きに挑戦できる人」です。

私たちの仕事は、お客様一人ひとりの状況が違い、毎回“初めてのケース”に向き合うような感覚があります。だからこそ、分からないことに臆せず、まずは一歩踏み出せる人が向いていると思っています。

同じ「やる」という行動でも、“認められたいからやる”のか、“誰かに価値を届けたいからやる”のか、その動機によって働き方も変わってきます。

環境に依存して「与えられたものをこなす」タイプよりも、“自分が実現したいことを持っている人” に魅力を感じます。

なぜなら、自分の意思を軸に働く人は、自然と周りに価値を与え、その結果として自分にも返ってくる──
そんな「ギブアンドテイクの働き方」ができるからです。

これからのコミュニケーションゲートには、
自分の意志で動きながら、新しい価値を一緒につくっていける人と出会いたいと思っています。
事業内容 ■ライフソリューション事業
1:スマートフォンの活用コンサルティング
2:ファイナンス ソリューション
3:プロモーションコンサルティング
4:プラットフォーム開発・運用
メッセージ こちらもご覧ください!
https://www.comg.co.jp/

取材者情報

今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。

取材者名 ㈱採用戦略研究所 小林
住所 新潟県長岡市山田3丁目2-7
電話番号 070-1476-9740
事務所HP https://rs-lab.jp/

話を聞きたい!