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記憶に残るような“感動する味わい”を届けたい __モモコミートが伝える、豚肉の本当の美味しさ 【代表 磯部まおり氏】

モモコミート

モモコミートのはじまり

豚肉の美味しさを届けたい

「モモコミート」では、豚肉の加工品づくりを軸に、ネット販売や新潟市のふるさと納税返礼品としても展開し、イベント出店、キッチンカー、そして最近では店舗と、少しずつ事業の幅を広げてきました。

豚肉に特化した理由は、実家が肉屋だったからです。(株式会社いそべ/ミートセンターいそべ)
昔から扱っている、本当に美味しい豚肉がありました。この豚肉を、もっとたくさんの人に食べてもらいたい。その想いが、モモコミートの始まりでした。

十年以上前には、居酒屋を貸し切って、いわゆる“お肉の会”を開催。
実際に召し上がってもらう場をつくり、毎月のように続けていました。
すると次第に、「うちのお店でもやりたい」そんな声をかけてもらえるようになり、少しずつ“豚肉の美味しさ”が広がっていく感覚がありました。

その頃から、
「肉屋の横に、おしゃれな“肉カフェ”みたいなお店があったら、絶対楽しい」
そんなイメージを、いつか自分で、形にできたらいいなと、ずっと思い描いていました。

その夢を、現実にするために__
2019年、まずは豚肉を“ブランド化”するところから動き出します。
ローストポークを作りはじめ、豚肉に「モモコ」という名前をつけて、独自ブランドとして歩みを始めました。

イベント出店とキッチンカーで積み重ねた日々

看板メニュー「モモコ丼」が生まれるまで

最初は、クラフトビールのイベントなどを中心に、イベント出店からのスタートでした。
ローストポークの塊を炭火で焼き、その場で切って提供する。手間はかかりますが、その分「これは美味しい」と、評判は上々でした。

ところが、コロナ禍によってイベントが次々となくなってしまいます。
そんな中で思い浮かんだのが、キッチンカーという形でした。

キッチンカーに憧れていたわけではありません。
あくまで、「売り出し方のひとつ」「手法のひとつ」という感覚でした。
おしゃれなイメージを持たれることも多いですが、実際にやってみると想像以上に泥臭い仕事でした。重たい荷物を運び、準備から片付けまで、すべて一人。体力も、気力も、かなり使います。

それでも、キッチンカーには大きな魅力がありました。
“その場で、直接お客様とやり取りができる”ということです。

2023年7月、キッチンカーを本格的にスタート。
県内各地、上越や小千谷など、「出店できるイベントは全部出る」くらいの勢いで回りました。右も左も分からないまま、手探りで経験を積んだ一年目でした。

看板メニューは、ブランド豚を使ったローストポークステーキ丼。
今では「モモコ丼」という名前で親しまれています。

転機になったのが、アルビレックス新潟のホームゲームでのスタジアムグルメ出店でした。
試合前のわずか4時間で、100食以上売れることもある。購入数も、反応の大きさも、それまでとは桁が違いました。

「美味しい」「また来たよ」「来年も出てほしい」

そんな声を何度もかけてもらう中で、少しずつ自信が生まれていきました。
全国を回るアウェイサポーターの方から「スタグルで一番美味しかった」と言われたこともあります。翌年に再会したとき、「今度はお店にも行きますね」と声をかけてもらえた瞬間は、本当に嬉しかったですね。

キッチンカーを通して、モモコミートの味が、確かに届いている。
そう実感できた出来事でした。

美味しさの、ひと手間

お肉もお酒も、自分が納得したものだけを選ぶ

モモコミートのローストポークを食べて、
「豚肉って、こんなに美味しかったっけ?」そう驚かれる方は、少なくありません。

私は、脂がプリっと美味しい状態のお肉を、味わってもらいたいと思っています。

それは素材の良さはもちろんですが、脂・温度・手間__そのすべてに、私の感覚と、これまで積み重ねてきた経験があります。

正直に言うと、私、結構“面倒くさいこと”をしていると思います。

豚肉は、熱が入りすぎると硬くなるし、脂が抜けると、すぐにパサついてしまう。
だからこそ、厚く切っても柔らかい状態を保ちながら、温かいままお出しすることを大切にしています。

その「ちょうどいい状態」を見極めるのは、簡単なことではありません。

本当に美味しい状態でお客様に絶対召し上がっていただきたい、肉屋が不味いお肉を出したくない。それは技術というより、私の中では“プライド”に近い感覚です。

寒い日には、豚汁も提供しています。
一般的にはスープジャーで保温することが多いと思いますが、豚肉を長時間入れたままにすると、脂が溶けて抜けて、どうしてもお肉はパサパサになってしまう。

それが嫌で、豚汁でも、お肉が美味しい状態で食べてもらえるように、提供の仕方にも、ひと手間かけています。

その想いが、ちゃんと伝わったと思えた瞬間がありました。

古町どんどんのイベントで豚汁を提供していたとき、
食べ終えたお客様が、わざわざ戻ってきて、「すごく美味しかった。私好みだった」そう声をかけてくれました。

ゴミを返しに来たわけでもなく、何か用事があったわけでもありません。
ただ、感想を伝えるためだけに戻ってきてくれたんです。

その一言が、とても励みになりました。

提供するお酒も、自分が本当に美味しいと思えるものだけを選んでいます。

ビールは、私自身が好きということもあって、特に力を入れていて、ベルギービールの種類も豊富です。ラベルが可愛く、ワインのようなボトルもあり、味わいもとても奥深い。

ワインは、自然栽培にこだわる生産者を訪ね、セレクトされているマキコレワイン。
燻製ベーコンやローストポークと合わせると、本当に相性がいいんです。

お肉も、お酒も、私自身が「これは美味しい」と思えるものを選ぶ。
その先に、「感動する美味しさ」を味わってもらえたら嬉しい。

そんな気持ちを、一皿一皿に込めています。

「モモコミートダイナー」

キッチンカーの先に描いていた、これから

キッチンカーを続ける中で、これからのことを考える時間が、自然と増えていきました。
もともと私がやりたかったのは、お酒を飲みながら、ゆっくり食事を楽しめる飲食店でした。

場所は、自然と古町が浮かびました。地元でもあり、昔から好きな街です。
「古町で1階」という条件で物件を探し始めましたが、現実はなかなか厳しく、思うようには見つかりませんでした。

白い壁が印象的で、「ここ、いいな」と素敵な物件に出会ったこともあります。
でも、飲食店仕様にするには費用が読めず、断念。居抜き物件も検討しましたが、広さや雰囲気が合わず、なかなか決めきれない日々が続きました。

そんな中で出会ったのが、今の場所です。
「ここでやろう」そう思えた瞬間でした。

ただし、そこには大きな覚悟が必要でした。
キッチンカーとは、責任の重みがまったく違います。

家庭との両立、子どものこと、愛犬の闘病。
そこに、補助金の申請や工事の段取り、慣れない手続きが一気に重なって、正直、準備期間が一番つらかったです。

その最中、体調を崩しながらも、キャンセルできない150食のお弁当の仕事が入ったことがありました。さらにキッチンカーの出店も重なり、限界に近い状態でした。
朝7時、「手伝ってくれない?」と友人たちに連絡をすると、すぐに駆けつけてくれました。

「もっと早く言えばよかったのに」
そんな優しい言葉をかけてもらいながら、みんなで作業を進めると、あっという間に終わっていました。

その後も、店舗の内装、看板、ビールサーバー、写真撮影。
オープンに向けた準備は、仕事仲間であり、友人でもある人たちの力で、少しずつ形になっていきました。

本当に、支えてもらっているなって。
心から、そう感じました。

現在はプレオープンという形で営業をしながら、来年4月のグランドオープンに向けて、少しずつ整えている段階です。

今、この空間には、私の“好き”が詰まっています。
好きな食、好きなお酒、好きな花や雰囲気。
ここにいるのが、ただただ楽しい。

__守るべき場所ができた。
だからこそ、また次の壁も見えてきます。
それでも、この店と、この想いを、これからも大切に育てていきたいと思っています。

「美味しい」の、その先へ

食べた人の記憶に残る一皿を

一番うれしいのは、提供したものを「美味しい」って言ってもらえることです。

あるお客様から、「家でもローストポーク丼を作ってみたい」とDMで連絡をもらったことがありました。

どれくらいの量を買えばいいですか?
そう相談を受けてネット販売しているローストポークをご購入いただいたあと「家族に美味しいって言ってもらえました」と、写真付きでメッセージをくださったんです。

それだけでも十分うれしかったのに、後日、その方がキッチンカーに来て、「作ってDMしたの、僕でした」そう声をかけてくれて。

ああ、ちゃんと届いているんだなぁって。素直に、そう思えました。

モモコミートを通して、私が届けたいのは、「豚肉って、こんなに美味しいんだ」そんな発見や驚きです。

豚肉に対するイメージが、少しでも変わる瞬間に立ち会えたら、それだけで、この仕事をやっていて良かったと思えます。

犬用のおやつを作り始めたのも、動物が好きで、「肉屋なんだから、いつかやってみたい」と昔から思っていたことのひとつでした。

小さなことかもしれませんが、自分の中では、ちゃんと夢をひとつ形にできた感覚があります。

これからも、モモコミートのお肉を通して、食べた人の記憶に残るような“美味しさの感動”を、届けていきたい。

それが、モモコミートとして、これからも変わらず大切にしていく想いです。

会社情報

会社名略称. モモコミート
勤務先名 MOMOCO MEAT DINER
本社住所 新潟市中央区田中町5174-8
代表者名 代表 磯部 まおり様
1年後〜3年後の目標 すでに関わり始めているのが、畜産の取り組みです。
新潟で新しいブランド豚をつくるプロジェクトに関わらせてもらっています。
一般的な流通とは少し違う、珍しい掛け合わせの豚で、正直、これからが楽しみで仕方ありません。

それから、民泊や小さな宿を新潟市内や県内で営むことにも興味があります。
そしてもうひとつの夢が、セレクトショップ。
アパレルというより、小物や雑貨も含めた“好きなものを集めた空間”です。
子どもが少し大きくなって、海外にも行けるようになってきたこともあって、
いつか海外で買い付けをして、自分の好きなものを並べるお店をつくれたらいいなと思っています。

そして、県外のイベントにも、これからも積極的に参加していきたいです。
最近、山梨で行われた組合の関東ブロックの大会に参加した際、山梨のお肉屋さんと仲良くなり、
「ベーコン祭りがあるから来なよ」と冗談半分で声をかけてもらったこともありました。

そうしたご縁や話が出てくると、やっぱりワクワクしますし、タイミングが合えば、きっとチャレンジすると思います。

私の座右の銘は「有言実行」。
これまでそうしてきたように、この目標も、きっと形にしていくんだと思います。
こんな人に会いたい 「美味しさを追求できる人」と出会いたいです。

料理が上手いかどうか、経験があるかどうか、それだけではない気がしています。

マニュアル通りにやればいい、ではなくて、「どうしたら、いちばん美味しい状態で出せるか」を
自分の頭で考えられる人。

感覚も大事だし、経験も大事。魂だけでもダメだし、理屈だけでもダメ。
簡単に言葉にはできないけれど、“美味しさにちゃんと向き合える人”と、一緒にやっていけたらうれしいですね。
事業内容 オリジナル加工品(ローストポーク・ペット用おやつ)・キッチンカー(momoco kitchen)・イベント出店・飲食事業・通販サイト BASE
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【Instagram】@momoco_meat @momoco_meat_diner

取材者情報

今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。

取材者名 ㈱採用戦略研究所 小林
住所 新潟県長岡市山田3丁目2-7
電話番号 070-1476-9740
事務所HP https://rs-lab.jp/

話を聞きたい!