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「車に、遊び心を。」 __ “車の町医者”として、カーライフを支えるヤマダ商店 【代表 山田衛氏】

株式会社エムエフデザイン(ヤマダ商店)

販売も整備も、その先まで

「地域に愛される車屋になる」

ヤマダ商店は、車の販売と整備を中心に事業を行っています。
新車・中古車のどちらも取り扱っており、中でも中古車は現在、約180台を在庫として保有しています。県内でも上位に入る規模ですが、在庫を多く揃えているのは、お客様に「この中から、自分に合う一台を選んでいただきたい」その想いがあるからです。

私たちが大切にしているのは、自分の車にも愛を持ち、遊び心を持ってカーライフを楽しんでほしいということです。そのためヤマダ商店では、外装や内装、実用性まで含めて、お客様一人ひとりの暮らしに合ったカスタマイズをご提案しています。

実際にお話をしていると、「自分の色を出したい。でも、どう出したらいいかわからない」そう感じているお客様は、とても多い。

だからこそ私たちは、ただ車を販売するのではなく、その人の暮らしや好みをじっくり聞いた上で、「こんな形はどうですか?」「この色、このホイールは似合いそうですね」「この車を、これからどんな色に染めていきますか?」と、会話を重ねながら、一緒に車をつくっていきます。それが、ヤマダ商店のスタイルです。

こうした考えの根底にあるのが、「地域に愛される車屋になる」という想いです。

私たちが目指しているのは、“車の町医者”のような存在。
購入のときだけでなく、タイヤの空気が気になる、ランプが点いた、ぶつけてしまった__
そんなときに、気軽に立ち寄れて、すぐに見てもらえる場所でありたいと思っています。

敷居が低くて、相談しやすく、安心できる。
「とりあえずヤマダ商店に聞いてみよう」そう思ってもらえる存在であり続けたい。

これが、私たちヤマダ商店です。

幼い頃から「将来は車屋になる」と決めていた

好きだったから、一度もブレたことはない

私は、幼い頃から車が好きでした。ミニカーやラジコン、ミニ四駆に夢中になり、気づけばいつも車をいじっていたように思います。そんな時間が当たり前だったからこそ、小学校高学年の頃には、自然と「将来は車屋になる」と決めていました。

その想いのまま、高校は機械科へ進み、高校1年からはガソリンスタンドでアルバイトを始めました。短大を含めて5年間、ずっと車業界の現場に身を置きながら働く中で、「いずれは自分のやり方でやりたい」という気持ちは、心のどこかに持ち続けていたと思います。

その後、資格を取り、車メーカーの整備士として働き始めました。
車に触れる毎日は充実していましたが、青いつなぎを着て帽子をかぶり、タイヤ交換を繰り返す中で、次第に「ここは自分らしさを出せる場所ではない」と感じるようになりました。

それでも、物心ついたときから「車屋さんをやりたい」「車で食っていく」と思ってきた気持ちは、今の今まで一度もブレていません。振り返ってみると、ただ好きだったから続けてきただけで、特別なことをしてきたつもりはないのですが、気づけば業界に入って25年が経っていました。

この思いは、この先もきっと変わることはないと思いますね。

その車、あなたらしいですか?

車は、その人らしさを映すもの

私が車屋として大切にしている考え方のひとつに、「車は、ただの移動手段じゃない」という思いがあります。というのも、車も服と同じで、その人のアイデンティティを映すものだと思っているからです。

たとえば、車を見ただけで、「キャンプや釣りが好きそうだな」「この人、車が本当に好きそうだな」そんな印象を自然と持つことがありますよね。

実際、同じ車であっても、選ぶタイプや仕上げ方によって、力強さを感じたり、シャープさを感じたりと、受ける印象は大きく変わります。車種やスタイルが違うだけで、その人のライフスタイルや価値観まで想像できてしまう。だからこそ、車はその人らしさを映す存在だと思います。

たとえば、服を選ぶときも同じです。
マネキンのコーディネートを見て「いいな」と思っても、いざ自分で選ぼうとすると、何をどう組み合わせたらいいのか迷ってしまう。車もまた、それとよく似た感覚ではないでしょうか。

だからヤマダ商店では、まずお客様の話をしっかり聞くことから始めます。
海が好きなのか、山が好きなのか。キャンプをするのか、街乗りが中心なのか。家族は何人いて、どんな使い方をしたいのか。

そうした話を一つひとつ聞きながら、その人の暮らしや、これから過ごしたい時間を思い浮かべていきます。

その上で、「それなら、こんな雰囲気はどうですか?」「この色に、このホイールを合わせたら似合いそうですね」と、プロの視点で提案していく。押しつけるのではなく、一緒にイメージを形にしていく感覚です。

ホイールは、言ってみれば人間でいう“靴”のようなもの。
革靴なのか、スニーカーなのか、ブーツなのか__。どこに行きたいのか、どんな時間を過ごしたいのかまで想像しながら、一台一台を仕立てていきます。

そうして完成した車を見て、「こんなことまでできるんですね」「自分のイメージにぴったりです」と言ってもらえる瞬間は、やっぱり一番うれしいですね。

一人ひとりの暮らしや価値観に合わせて、その人だけの一台を、一緒につくっていけること。
それが、私たちのやり方であり、誇りです。

仲間とつくる、ヤマダ商店

前に進めるチームでありたい

今、ヤマダ商店では、社員・パート・アルバイトを含めて、30人ほどの仲間が働いてくれています。

正直に言うと、私はもっと現場に出て、車をいじっていたいタイプなんです。お客様と話しながら、「こんなのどう?」「これ、絶対かっこいいよ」なんて言って、一緒に車を仕上げていく。本当は、そういう時間が一番好きですね。

ただ、会社が少しずつ大きくなるにつれて、自然と全体を見る立場になりました。
管理の仕事が増え、現場に立つ時間は減ってしまったので、そこは少し寂しく感じるところでもあります。

それでも今、こうして会社が回っているのは、間違いなくスタッフたちのおかげです。展示場でお客様と接する営業スタッフ、整備工場で車と向き合う整備士。それぞれが自分の役割を理解し、しっかり担ってくれているからこそ、ヤマダ商店は支えられています。

ちなみにヤマダ商店では、営業スタッフの約半数が女性です。
車屋というと男性が多いイメージを持たれがちですが、性別に関係なく、うちで活躍しているみんなは本当に車が好きで、知識もしっかり身につけてきたメンバーばかり。

立場や経験もさまざまですが、仕事でもプライベートでも自然と車の話で盛り上がる。そんな共通点を持った人たちが、それぞれの得意分野を活かし、ヤマダ商店の現場で活躍しています。

私が一緒に働く仲間たちに対して思っているのは、この会社を通して、それぞれが自分の可能性を広げ、人生を飛躍させてほしい、ということです。

そもそも仕事というのは、給料をもらう場所であると同時に、学校に行かなくても学べて、自分のスキルを磨ける場所だと考えています。だからこそ、普段から伝えているのは、「勉強しよう」「挑戦しよう」「新しいことを怖がるな」ということです。

もちろん、みんな前向きな人たちではありますが、どちらかと言えば、私が後ろから強めに背中を押して、「やるしかない状況」に持っていくことの方が多いかもしれません。ただ、人はコンフォートゾーンから抜け出さないと、なかなか成長できない。その一歩を踏み出すきっかけをつくるのも、社長の役目だと思っています。

最近、特にうれしいのは、以前はできなかった作業ができるようになったり、自分で考えて車を売れるようになったりと、スタッフ一人ひとりの成長を実感できる瞬間です。お客様からの「ありがとう」ももちろんうれしいですが、今はそれ以上に、仲間の成長を見ることにやりがいを感じています。

また、SNSやYouTubeでの発信も、ほとんどがスタッフ主体です。
会社に対する想いがなければ、ああいう発信は続かないと思っています。
それを見た方から「雰囲気が良さそうですね」「いつも楽しみに見ています」と声をかけていただけるのは、本当にうれしいですね。

一緒に働く仲間の想いも含めて、ヤマダ商店の“らしさ”が伝わっているのだとしたら、それは本当にありがたいことです。

自分で考えて、挑戦して、失敗して、また前に進む。
そうやって一人ひとりが成長していくことで、結果的に会社全体の力も上がっていく。
私は、そういうチームでありたいと思っています。

これからも、“車の町医者”として

車のある人生を、もっと自由に、もっと自分らしく

これからヤマダ商店として、皆さんに何を伝えていきたいのか。
それを一言で言うなら、「車を、もっと自分らしく楽しんでほしい」ということです。

新潟県では、車は一人一台が当たり前の存在です。
だからこそ、ただ移動できればいいものではなく、自分の個性や生き方を映す存在であってほしいと思っています。

服を着せ替えるように、自分の車にも愛を持ち、遊び心を持ってほしい。
「この車、好きだな」「これに乗ると気分が上がるな」そんな気持ちでハンドルを握ってもらえたら、それだけでカーライフは、もっと楽しくなるはずです。

そしてもう一つ、この仕事に興味を持つ人や、若い世代に伝えたいことがあります。

正直に言うと、今、自動車業界では車離れが進んでいます。
これまでの業界は、「車が好き」という気持ちに支えられて、低賃金・重労働でも成り立ってきた部分がありました。人が多かったからこそ、安い工賃や安い仕事、安い車が成立していた。言い換えれば、安い労働力に支えられてきた側面もあったと思います。

ただ、今はもうその時代ではありません。
なり手は確実に減り、後継者不足も進んでいます。だからこそ、国家資格を持つ整備士や車屋の価値は、これからさらに高まっていくと感じています。

車の仕事は、きついだけの仕事ではなく、技術と経験が、きちんと評価され、収入にもつながる仕事へ。給料も働き方も、少しずつ、でも確実に変わっていきます。

だから、車が好きな人。ものづくりが好きな人。手に職をつけて、地元で長く働きたい人にとって、車屋という仕事は、これからますます面白く、やりがいのある仕事になるはずです。

そしてヤマダ商店は、これからも地元で愛される車屋であり続けたい。
新潟市をはじめ、全国各地から足を運んでくださるお客様一人ひとりに、「来てよかった」「また相談したい」そう思ってもらえる存在でありたいと思っています。

購入したら終わりではなく、“車の町医者”として。
これからも長く、お客様のカーライフに寄り添っていきたいですね。

車を通して、自分らしさを楽しむこと。
仕事を通して、人生を飛躍させていくこと。

そのどちらも叶えられる場所であり続けること。
それが、ヤマダ商店のこれからの目標です。

会社情報

会社名略称. 株式会社エムエフデザイン(ヤマダ商店)
勤務先名 ヤマダ商店
本社住所 新潟県新潟市江南区船戸山1094-4
代表者名 代表取締役社長 山田 衛様
1年後〜3年後の目標 ヤマダ商店は「大きくしたいから拡大する」という考えでやっているわけではありません。
あくまで、スタッフを守るため、お客様を守るために、必要な規模をつくっていくという感覚です。

街の商店街を見ても、昔からあった時計屋さんや電気屋さんが、大型店や県外資本の企業に押されて、次々となくなっていく光景も見てきました。

だからこそ、ある程度の規模感がなければ、県外企業と正面から戦うことも、地域に残り続けることもできない。今の路線は、そうした危機感の中で選んできた道です。

実際、秋葉区にある整備工場も、後継者がいない状況の中でご縁をいただき、引き継がせてもらう予定です。そこもまた、長年地域に必要とされてきた“町の車屋”でした。

無理に広げるのではなく、堅実に、着実に、会社の礎をつくっていく。
それが、これからの1〜3年で目指している姿です。
こんな人に会いたい 一言で言うなら、元気で前向きな人ですね。
年齢や、車の知識・資格があるかどうかは、まったく関係ありません。

「このままでいいのかな」
「もう一歩、成長したいな」
そんな気持ちを持っている方なら、きっとやりがいを感じてもらえると思います。

車に少しでも興味があって、「やってみたい」という気持ちがあれば、それで十分です。
好きなことって、自然と頭に入ってくるものですからね。

整備士の資格についても、働きながら取得できます。
ヤマダ商店は認証工場なので、OJTで現場経験を積みながら、学校に通って三級・二級整備士を目指すことも可能です。

実際、最初はアルバイトで入ってきたメンバーが、今では社員として、現場の中心で活躍してくれている例もあります。車が好きで、前向きに取り組めば、人はちゃんと成長できる。そういう姿を、これまで何度も見てきました。

だからこそ、「車が好き」「ものづくりが好き」「手に職をつけたい」そんな想いが少しでもあるなら、ぜひ挑戦してほしいですね。
事業内容 新車・中古車販売/買取/車検・点検/修理/板金・塗装/カスタム/オーディオ/各種保険・事故対応
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【HP】https://yamada-shouten.net/
【Instagram】@yamada_shouten.niigata

取材者情報

今回の社長へのインタビュアーのご紹介です。
「話を聞きたい!」からお問い合わせを頂いた場合は運営会社の株式会社採用戦略研究所を通して、各インタビュアー者よりご連絡させて頂きます。

取材者名 ㈱採用戦略研究所 小林
住所 新潟県長岡市山田3丁目2-7
電話番号 070‐1476‐9740
事務所HP https://rs-lab.jp/

話を聞きたい!